生き方

ノマドという言霊ハイプを煽る

相変わらず、ネット界隈では「ノマド」ブームを揶揄する動きが続いている。安藤美冬とかいう新たな勝間和代の襲来: やまもといちろうBLOG(ブログ)だけど、私はいっそ「ノマド」も、こういった、なんとはなしの現象に名称を付与することで流行を作り出す「…

ノマドというコインの裏側、「クライアントの存在」

なんか、ノマドという言葉が流行ってるみたい。私も、パソコン一つで仕事してる自営業者だからノマドといえるんじゃないかと思う。http://blogos.com/article/34698/?axis=p:0 愛と幻想のノマド論 食いっぱぐれない生き方のぶっちゃけ話 – アゴラノマドはや…

世界をよくするために

スティーブ・ジョブズの話は、もうたっくさんの人が書いているので細かいことは省くが、今日はSJ本人がナレーションを行なった「Think Different」コマーシャルの未公開バージョンが話題になっている。まさに、これがSJ自身の言葉なんだろう。彼は、多くのシ…

凡人が、夢を諦めず絵や音楽を仕事にする方法

確かに、画家やアニメーターやミュージシャンになって、まともにメシを食っていくのは凡人にできることではない。もともとの才能があり、なおかつ異常なほどの集中を保ってそればかりをやって習熟するということができる人でなければ、こういった「需要(仕…

いまどき、普通の人なら、英語が書ければよろしい

私が「英語習得」に関して興味を持つのは、「日本人としての外国語」という意味だけでなく、このエントリーで書いたように、わが子が「国語としての英語」にいろいろ苦労していることも作用している。両方の面から、「コトバを習得する」という普遍的な作業…

心配しなくても社畜はしばらくしたら絶滅するだろうけど

この記事の元になった「小町」ネタは、私も読んでいて「このおばちゃんたちの下士官根性はどげんかせんといかん」とつくづく思ったものだ。http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-303.html「妻の病気のときに夫は仕事を休むべきか」(もうちょっと…

終身雇用不在時代の傾向と対策

私の年齢(49)ぐらいになると、一昔前だったら終身雇用の「恩恵」がようやく感じられる年代だったんだろうと、最近実感する。女性ならば、終身雇用のサラリーマンの奥さんになっていれば、老後まで安泰だし、そろそろ子供も手が離れて、観劇だの旅行だの、…

オールドガール・ネットワークの誕生

ニューヨーク時代の日本人女友達の一人である塩谷陽子から、4/20付け朝日新聞朝刊の中の綴じ込み雑誌「GLOBE」にコラムが掲載されたとの連絡をもらった。アート関係の仕事をしている人で、前から本も出しているし雑誌にも書いている。相変わらずの活躍ぶりで…

戦うか、逃げるかの話、再び

日経新聞でこんな記事をハッケン。「日経WOMANサイト」終了のお知らせ昨年、「パラダイス鎖国」本の発売イベントで中島聡さんと対談したとき、今いる環境が住みにくい場合どうするかという質問に対し、中島さんは「戦え」、私は「逃げればいいんじゃな〜い?…

strikes back 3 多様性を確保するという「投資」

さて、このインタビューでも強調したことが、「多様性」の重要性である。本の中でも、結論となった部分である。なんで重要か、という話は本を読んでいただくこととして(笑)、多様性を確保することはそれなりにコストがかかるのだが、それはいわば将来に対…

勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」

Pollyannaさんのこのブログエントリー、私もすごく共感した。http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081224/p1私も、小さい頃から勉強以外に取り柄がなかった。いじめられもしたし、そこまでいかなくても、仲間に入れてもらえないことは年中だった。容姿もダメ…

大人のメガネ

私のプロフ写真が、まさかコメ欄で話題になるなどと、考えてもみなかったので、ビックリしとります。賛否あるみたいですが、どちらにしても私ごときのことを気にかけてくださった方々に感謝します。で、まぁわざわざ言うこともないかと思っていたのだけれど…

ブスの境地

ひろしまなおきさんの「顔写真公開のすすめ」のブログ・エントリーに、私のことが書いてある、と知り合いが知らせてくれたので、その前後のエントリーを読んで朝から大笑い。顔写真公開のススメ 顔に自信をもつコツ私が顔写真をブログでさらしているおかげで…

「あなたに会えてよかった」

私と同じくワーキングマザーの方が、「パラダイス鎖国」本の感想をブログに書いてくださった。その中で、「人を育てることというのは、相手が育っていくプロセスそのものがインセンティブ」という考え方がすごくいいな、と思って印象に残った。2008-04-04こ…

ねじれ人生との折り合い

いわゆる自分の経歴については、このブログでも「パラダイス鎖国」の本でも、それ自体を目的としてはほとんど書いていない。本では、私が過去に観察してきた風景を書いているけれど、私自身のことは意識的に避けた。「そんなもん、読むほうもつまんないだろ…