映画

キャプテン・ティーグの自伝!「Life」オーディオ版

日本出張のために見逃していた「パイレーツ・オブ・カリビアン」第四作をようやく週末に見ることができた。アメリカでは少々出足が遅いが、世界では大ヒットだそうで、私自身は、ようやくジャック・スパロウが本来の主役になったお話で、彼の恋人もようやく…

TSNを見てWSJに載った話と、「ギークの魅力」満載の映画

本日、フェースブック創業のストーリーを映画にした「The Social Network」が始まったので、友人と見に行った。原作は「The Accidental Billionaire」、私の書評は下記を参照。キレイゴトでないフェースブックの物語 - 「The Accidental Billionaires」 - Te…

NetflixとBlockbusterの間の「超えられない壁」

ご存知のように、アメリカのレンタルビデオ最大手ブロックバスターが倒産した。【ブロックバスター】、とうとう倒産!ストリーミング視聴の増加で再建も暗〜い見通し?そんなにたくさん記事を読んだわけではないが、ネットフリックスとブロックバスターを比…

「インセプション」と渡辺謙インタビュー

映画「インセプション」が話題らしい。結局、ディカプリオは現実に戻れたの? 『インセプション』の感想&考察まとめ - はてなブックマークニュース私も面白いと思った。テーマについては上記などでいろいろ語られているが、私としては、複数の主要人物がそ…

千人針を懐に散った「アメリカ版特攻隊」の悲劇 「Only The Brave」

8月は日本では第二次世界大戦のメモリアルの月なので、終戦記念日を境にそろそろ終わっただろうけれど、「日本が受けた戦争の被害と悲惨な運命の人々の物語」が、数多くテレビなどで毎年紹介される時期。そんな中で、意外に知られていない(と思われる、少…

京都フィルムメーカーズラボのお知らせ

もう締め切り間近で恐縮なのですが、東映京都が中心となって、太秦にある時代劇関連のアセットを若手映画制作者に開放する「京都フィルムメーカーズラボ」のお知らせをいただいております。[Kyoto Filmmakers Lab | Kyoto Filmmakers Lab時代劇制作にご興味…

「MILK」と「イケメン市長」にみるサンフランシスコ市の政治風景

なんで突然、苦手な「政治」の話を前回書いたのかというと、ネット論壇が盛り上がっているのに便乗しようという下心に加え、このところ立て続けに「サンフランシスコ市の政治風景」2題に興味をひかれたからだ。一つは、今年のアカデミー賞でショーン・ペン…

「スラムドッグ$ミリオネア」はハリウッド版「リーマンショック」かも

昨夜、アカデミー賞を独占しまくった「スラムドッグ$ミリオネア」を見てきた。いつも行く、子供が寝静まってからの10時半の最終回だったが、いつもは私のほか、観客はせいぜい2−3人というのが普通なのに、さすがに半分ぐらい客席が埋まっていた。オスカー効…

全国版になった「プリウス」ジョークと「優等生」の話

Jeff Dunhamという腹話術師の芸がYouTubeやComedy Centralで大人気。強烈に「politically incorrect」な「Achmed the dead terrorist」みたいなノリが売りで、その中に「HammerとPrius」というジョークがある。ガソリンがぶ飲み=politically incorrectなハ…

「Wall-E」と「崖の上のポニョ」で考えたこと

あらかじめお断りしておくが、このタイトルは少々「釣り」。「ポニョ」については、公開直前に日本を離れてしまったので、見ていない。ブログに皆さんが書いているのを少しばかり読んだだけである。ピクサーの新作、「Wall-E(ウォーリー)」のほうは、アメ…

映画の夏−「どうせCGでしょ」にかみついてみる

アメリカでは5月から夏休み映画のシーズンが始まっているが、なんとなく今年は、例年に増して、企画にも俳優にもCGにも、お金と手間をふんだんにかけた作品が多いような気がする。我が家では、長男が「完全な子供映画」年齢層を卒業したため、子供と一緒に見…

「レミーのおいしいレストラン」に見る、「北カリフォルニア文化」の魅力

日本題上記、英語原題「Ratatouille(ラタトゥイュ)」のDVDがNetflixでやっと来たので、子供と一緒に見てみた。私はネズミが嫌いなので最初はちょっと引いていたのだが、意外に面白かった。これまでの「特殊効果」や「CGアニメ」といえば、その技術の使い道…