2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話

いつもながら、この件は私には、生活レベルでのアメリカと日本のことしかわからないので、その範囲に限定して書く。なんだか盛り上がってきて、面白くなってきた。利権が無い文化を育てれば日本は生き残れる - アンカテ Life is beautiful: 日本は世界経済に…

お久しぶりの「パラダイス鎖国」と「情報発信」を閉ざすことについて

「パラダイス鎖国」という話をこのブログに書いたのは2年前のことで、そろそろ書くことも尽きているので今更なのだが、たまたま雑誌に「パラダイス鎖国について書いてください」という依頼があり、まーいっぺんぐらい活字になるのも悪くないかな、と思って…

あまりにも地元の悲劇 一家心中、日本人の奥さんと娘さんも・・・

今朝のサンフランシスコ・クロニクルに、アメリカでは珍しい一家無理心中の事件が報じられていた。お母さんは皮膚科のお医者さん、お父さんはそのクリニックを経営し、小学校と幼稚園ぐらいの幼い二人姉妹、という、バークレーに住む家族。公園の駐車場で、…

 父の日雑感 - マネージメントとしてのお父さん、お母さん

今日は父の日ですね。お父さんがた、Happy Father's Day!!アメリカでも日本でも、父の日は母の日よりも地位が低いのは共通の現象のようだ。日経の随筆欄にもその記述が今日あったし、一方昨日のサンフランシスコ・クロニクルによると、アメリカで父の日のプ…

日本におけるテレコム新規参入の難しさ

日経新聞に載っていた、「次世代高速無線通信」の免許割り当ての話を読んで、ちょっと不安になった。テクノロジー : 日経電子版90年代にアメリカで、携帯事業への新規参入を創出しようとしてベンチャーに特別に周波数枠を割り当てて競売したことがある。私自…

豊かな時代の教育とは(続き):異端の存在価値

その昔大学のとき、雑談がやたら面白いので有名な某教授の授業があった。その中で一つ、鮮明に覚えているのが「20世紀初頭に人類の体格が飛躍的に向上したのは、自転車の発明のためである」との話。自転車のおかげで生活圏が歩く距離の3倍とか4倍とかに…

豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと

こんなエントリーを読んで、私はちょっと事情は違うけれど、本当にそのとおりだなー、と思った。談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中…

「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について

ちょっと前になるが、昨年日本で最も評価の高かった劇場用アニメ映画、「パプリカ」の今敏監督と、「時をかける少女」の細田守監督が、たまたま相次いでアメリカに来られた。いつも映画関係の記事素材を提供してくださるハリウッドの映画ライター、はせがわ…