iD Tech 無事終了!

先日お知らせした中高生向けのテクノロジー夏休み教室、「iD Tech Camp」への日本人生徒受け入れが無事終了しました。

週の間、具合が悪くなるなどの問題が特にない限り、お世話係の私は何もすることはありません。そして、最終日(金曜日)の午後には、「Family Show Case」というプレゼンテーションがあります。

会場には、参加者の家族が続々と集まってきます。私は息子をカメラマンとして雇い(くそっ、またバイト料払わなきゃ)、そのほか初日のバーベキューに来られていた地元日本人の方々3人も来ていただきました。

それぞれのコースごとに、まず外でインストラクターの紹介があり、それから各教室に分かれます。教室では、インストラクターが担当の子供たち一人づつに「卒業証書」を渡しますが、そのときにその子のどこがよかったか、一人づつ紹介しながら渡してくれます。インストラクターは一人あたり6-7人程度を担当していますが、何も書いたものなど見ずに、スラスラと一人づつ褒めてくれて、それぞれの生徒のことをちゃんと見てくれている感じがします。

そのあと、各自のその週の作品を見せてくれます。iPhoneアプリの作品は、画面の色が変わるユティリティとクイズゲーム。前の日の夜遅くまで頑張って作ったそうです。Digital photographyの作品は、キャンパスのあちこちで撮った写真をフォトショップで加工してスライドにしてあります。どちらも素晴らしい出来栄えでした。

そして、まとめてあった荷物を持って解散。週末まで宿泊する生徒たちは、週末担当のインストラクターがついて、次のアクティビティの場所に連れていってくれます。週末も、プールで泳いだり、キャンパス内のツアーをしたり、映画を見たりなど、キャンプが続いていきます。今回は、一人の生徒さんは週末まで滞在してその後別の友人宅でお世話になることになっており、もう一人は我が家に2泊して空港で見送ります。

今回は、日本人の生徒が全部で4人いたそうで、いつもはゼロなのに、今年は多かったね、ということなのだそうです。

参加者のみなさんは、とても楽しかった、との感想。朝晩寒いので、長袖ジャケットを持ってこなかった子はちょっと寒くて困ったとか、日本食が恋しくなったなどの話はありましたが、それより楽しかったほうが強かったみたいです。

地元日本人の皆様からも、面倒を見るほうにご興味をいただいており、今回問題もなく私もあまり負担にならなかったので、来年はもう少し拡大実施できるかな、と思っています。課題としては、キャンプの間の宿泊は問題ないのですが、どうしても到着・出発の前後にあと数泊が必要となるので、これをどうするか、ということで、地元でボランティアを募ってミニ・ホームステイにしようかと考えています。

いずれにしても、引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 会場からスタンフォードのシンボル、フーバータワーを望む