○☓△と標準化の嫌いなアメリカ人

だいぶ以前、渡辺千賀さんのブログで「日本における○☓△」の起源は?というエントリーがあり、とっても面白かったのだが、今日たまたま息子の数学の勉強を手伝っていて、それを思い出した。

子供の学校で、テストや提出した宿題などを返されて見直すと、いったいどれが合っていて間違っているのか、最初はサッパリわからない。私は日本人なので、○が合っていて☓が間違っているという固定観念から逃れられず、本当に混乱する。間違っているものだけに○をつける先生もあり、合っているものがチェック(✓)で間違っているのが☓という先生もあり、線を引く人もあり、一定しないからますますわからない。

息子に聞いたら「そうなんだよ、先生によっては学年の最初に、自分はこういうふうにつける、と説明する先生もいるけど、しない先生もいる。日本人だと、誰でも○☓△なのに、アメリカ人だから、標準化するのが嫌いなんだよ。ボクもさっぱりわからない。」とのたまう。

アメリカの場合、強力な企業が市場を支配してデファクトスタンダードにするのは得意だけれど、先生の○☓みたいな、市場性のないものは標準化できないものらしい。