記事掲載のお知らせ 「Twitter」と「スマートフォン」

KDDI総研R&A誌に寄稿した「改めてTwitterとは何か − 通信屋の視点から見たTwitter」がネットで公開されましたのでお知らせします。

http://www.kddi-ri.jp/RA/rplist.html?category=report&id=471

書いたのが2ヶ月ほど前なので、事実関係はやや情報が古いですが、ご容赦ください。マーケティング、クチコミ、メディアという視点からではなく、「人と人との間のコミュニケーションの新しいスタイル」と「通信用個人IDインフラとしての可能性」といった、通信の視点から考えたものです。

私の持論である、「Web2.0型サービス、特にSNSは、その昔マスメディアの登場により分岐した『通信』と『メディア』との間に、新しく発生した中間領域」という考え方の一環です。Twitterも、Facebookなどと同様、両方の性格を併せ持つのですが、従来のクローズドなSNSと違う、「公開」なのに「通信」というユニークな使い勝手を創りだしました。その点に主に注目しています。

「中間領域としてのSNS」という点については、このブログでも何度か触れましたが、詳しくは下記の「ソーシャルメディア」記事をご参照ください。

http://www.kddi-ri.jp/RA/rplist.html?category=report&writerId=kid00036

それと、これは少々お知らせが遅れましたが、リックテレコムの「テレコミュニケーション」12月号のスマートフォン特集で、米国動向として「クラウド化するスマートフォン」という記事も掲載されています。冒頭部分はPDFで読めるようですので、こちらもどうぞよろしくお願いします。

月刊テレコミュニケーション