アメリカではついに、モトローラとサムスンとLGがほぼ横一線に・・・
NPDグループの発表によると、今年第二四半期のアメリカ携帯電話端末の販売シェア(累積じゃなくて、第二四半期だけの売り上げ数)は、モトローラが大幅にシェアを落とし(昨四半期比で6ポイント、前年同期比で13ポイント)、その分をLG、RIM(ブラックベリー)、サムスンが食っているそうだ。
http://news.cnet.com/8301-1035_3-10020068-94.html?hhTest=1&part=rss&subj=news&tag=2547-1_3-0-20
The NPD Group: U.S. Consumer Mobile Phone Unit-Sales Declined 13 Percent Year-over-Year in Q2 2008
その結果、上位5社のシェアは下記のようになった。
第二四半期なので、3G iPhoneの発売前で、この時期は2G iPhoneは「在庫切れ」状態が続いていたので、iPhoneは圏外。それでも、「スマートフォン」全体が一番伸びたセグメント、ということだ。確かに、ここ2年ばかり、アメリカでは「折りたたみ式」の携帯は「チープ」というイメージにすっかりなってしまった。キャリアも、ARPUの大きいスマートフォンを一生懸命プッシュしている。
全体の売り上げが前年同期比13%落ちている、というのはサブプライム不況のせいだろう。今、携帯端末が売れてるのは新興国ばかり。ノキアはアメリカは弱いけれど、新興国で強いので好調、モトローラは新興国でいまいち弱いので不利(それでもなんとか落ちない程度に頑張っているらしいが)、ということだそうだ