インテルと味噌汁

お気づきと思いますが、↑のバナーで、インテルの「トリ」の広告がまた始まりました。今回は、バナーの中に書き込んで投稿できるという形式です。ご自分でも、是非書き込んでみてください。(いくつかの広告が交代で出るようになっていて、「トリ」じゃないときもありますので、ご了承ください・・・)

さて、インテルといえば、今ちょうどサンフランシスコで開発者会議(Intel Developer Forum, IDF)をやっている。私は行っていないのだが、参加している人に話をきいて、へぇ、と思ったことがあった。

コンフェランスでは、一般的には記者用に「プレスルーム」というのがあり、そこでは朝メシと昼メシが出る。普通なら、朝はコーヒーとデニッシュとかが置いてあるわけだが、IDFでは「ごはんと味噌汁」が出るのだそうだ。日本だけでなく、韓国の記者などもありがたくいただいているらしい。

それだけ日本の記者をインテルは大事にしているということのようで、またその友人(日本人です、念のため)に言わせると、「日本の記者は他の国の記者に比べ、専門的で核心を突いた質問をする」と思ったのだそうだ。「開発者会議」などに来ているのは、いわゆる一般の新聞記者ではなく、コンピューター関連の専門誌に書いている、専門記者ばかりだろう。核心を突いた質問が出るということは、普段から情報をまめに提供して、記者側によく自社のことを理解してもらうように平素から関係を築いている、という見方もできる。

特にモバイル・コンピューティングの面で、世界の最先端のユーザーを数多くもつ日本は、最先端システムの世界での販売の「呼び水」的な立場になりうる。だからインテルは、日本市場と、さらにその中の「コンピューターやネットに詳しい先端ユーザー」を大事にしているんだろうな、と思った。

日本のテレビでインテルのちょんまげバレリーナのCMを見て「なんじゃこりゃ」と思った記憶があるが、このようなバナー広告一つでも力をいれてやっている、という気がする。そうか、トリのキャンペーンは「味噌汁」か、とふと頭の中でつながっちゃったわけだ。

私としては、インテルが儲かろうがなんだろうが、正直あんまりカンケイないけれど、この広告を配信しているAMNには儲かってほしいと思うので、皆さん、ぜひバナーに書き込んで、キャンペーンにご協力ください。