慶応DMCでの講演ビデオがアップされました

7月2日に、トーキョーワンダーサイトで行った、慶応DMC講演会の動画がアップされましたので、是非ごらんください。

タイトルは、「ネットとパブリック・ドメインのダイナミズム」。タイミングの問題で、大急ぎで考えたタイトルなので、なんだかよくわからないのですが、「知」の生成に関わる人の数が莫大に増えることによって、世の中のプロセスがどう変化するのだろうか、というお話です。そして、そこで重要な役割を果たすのが、パブリック・ドメインとここでは言いましたが、もっと広い意味での「自由な知の流通」という考え方であり、現在のデジタルコンテンツの著作権をめぐる議論で、忘れられがちな「ビッグ・ピクチャー」についてお話したかったのでした。

このレクチャー・シリーズは、アート・マネージメントの方が主な対象ということで、話の入り口は美術ですが、私の意見というのは、美術を含めた、種々の「知的活動」ということです。

下記、慶応DMC独自開発の動画プラットフォーム「VolumeOne」にてごらんください。

http://museum.dmc.keio.ac.jp/2008/07/2.html