高校生向け「スタンフォードの夏休みIT教室」募集のお知らせ

高校生のみなさん、スタンフォード大学で「夏休みIT教室」を体験してみませんか?

Stanford Summer Camps | Bay Area Coding, Robotics, STEM | iD Tech

iD Tech Campは、夏の間、小学生から高校生までを対象に、ソフト開発、ゲーム開発、ウェブデザイン、ロボティクス、映画特殊効果など、さまざまな技術を楽しみながら教えてくれる「夏休み教室」です。iPhoneアプリの教室も今年新設されました。技術教室といっても、コンピューターに向かっているばかりではなく、広いキャンパスでのびのびと遊ぶ時間もあります。

全米各地の大学キャンパスを借りて実施されますが、そのうち私の家の近く、スタンフォード大において、この夏、1週間の泊まりがけキャンプに、日本からの高校生の参加を募りたいと思っています。

キャンプ主催者(Internal Drive社)の了解を得て、私が「ツアーリーダー」となり、滞在中の支援をいたします。実施要綱は下記のように考えています。

1)時期は2010年8月第一週または第二週(希望者の数に応じて決定)
2)参加者の希望により、どの講座に参加してもよい
3)キャンプ参加申し込み、および旅行手配(フライト、空港からの交通、旅行保険など)は各家庭にて直接行う*1 *2
4)参加資格は、原則として高校生で、授業の内容を理解できる程度の英語力があること。(ただし、過去に米国在住経験があるなど、当地での生活や授業に関して問題がないと思われる場合には、中学生でも可。)
5)私は、ツアーリーダーとして、渡航前の各種相談、および期間中の病気・怪我やなんらかのトラブルがあった場合の対応を行う(授業の通訳はしませんが、どうしても言葉が通じないためにトラブルがある場合には手助けします)
6)その対価として、参加者一人あたり300ドル程度の「手数料」をいただく

キャンプでは、スタンフォード大の寄宿舎に宿泊し、食事は三食とも寄宿舎の食事となります。

我が家の息子は、10歳の夏から毎年このキャンプに参加しています。朝子供を連れていくと、サッカー場2つ分ほどのグラウンドがいっぱいになるほどの、ものすごい数の子どもたちが集まっています。それが、6月半ばから8月末までの毎週、全米各地の大学キャンパスで行われています。こうしてアメリカでは、気が遠くなるほどの規模で、子どもたちがソフトウェアを中心とした技術に親しんでいます。一週間でソフトが書けるようになるワケではありませんが、ここで子どもたちは、コンピューターに親しみ、同じことに興味をもつ友人たちと交流し、その分野で専門の勉強をしている大学生であるコーチ達から刺激を受け、大学で勉強することに夢を持ちます。「コンピューター・オタク」の天国がここにあることを知ります。

正直言って、参加費は高いです。でも、コンピューターやソフトに興味のあるお子さんにとっては、単なる語学留学でなく、自分の好きなことを本場で学び、そのコミュニティの匂いを感じることができる、貴重な機会です。

現在、どの程度の参加希望があるか、仮募集中です。まだコミットメントは不要ですので、もしご興味がおありでしたら、下記のフェースブック・グループに参加して、ここにコメントを残すか、またはフェースブックから私宛にパーソナル・メッセージを送ってください。ご質問も同様です。

こういった形式ですので、数が少なくても実施可能なのですが、むしろあまり数が多くなったらどうするか考えなければならないので、まだ上記は「ベータ」状態ということで、よろしくお願いします。なお、今後の運営はすべてこのフェースブックページ経由で実施する予定ですので、参加希望で現在フェースブックのアカウントをお持ちでない場合、恐縮ですがアカウントを作っていただくようにお願いします。

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*1:原則として、学生さんが一人または学生さん同士複数で来ることを想定しています。ご家族で来られる場合は、私を経由する必要はありません。

*2:旅行手配をまとめてすることも考えましたが、調べたところ、各自手配するのとほとんど料金は変わらず、ご家族のマイレージなどを使うことを想定するとむしろ不便なので、すべて各自手配としました。ただし、空港からスタンフォードまでの足など、細かい点は各自の予定を聞きながら、ご相談に乗ります。