ノーベル賞の「3対1」

今年は、日本出身のノーベル賞受賞者がざくざく出ているということで、いやな話ばかりが多い中、嬉しいニュース。

その中で、物理学賞の益川氏が、「英語が嫌いで、海外にも一度も出たことがない」というニュースを読んで面白い人だなー、と思った。いろんな人がいる。ただ、これをもって「だから、英語勉強しなくても、英語で論文書かなくても、海外に出なくてもいいんだ」と普通の人まで思っちゃったら問題かな・・・とふと思ったので、一応メモ。

スティーブ・ジョブスビル・ゲイツも大学は中退したので、別に大学行かなくてもいいんだ・・という話にはならない。あれほどの大天才だったら、環境がどうあれ成功できるだけの力があるだろうけれど、じゃぁウチの「普通」の子供達がそれでいいかというと、やっぱり違うだろうな、というのが親心。普通の子だからこそ、ちゃんと大学行ってほしいと思う。

それと同じで、益川氏は大天才だったのでそれでよかったんじゃないか・・・と私などは思うわけだ。その証拠に、他の3人は、「米国籍取得済み」「米国大学で研究」「海外にいろいろ出ている」方々ばかり。やっぱり、グローバルにやっといたほうが確率高いと思う。

アメリカに住んでるウチの子供達の場合は、日本に住んでいる人と逆に、「アメリカだけじゃーダメだ」「日本語ができるとこんなにいいんだぞ」ということを口うるさく言っている。日本語学校の宿題は相変わらず大嫌いだけれど・・・