「ケータイ捜査官7」(三池崇史総監督!)にはまっている件

7月の夏休み、日本滞在中に子供たちが見て面白がっていたので、テレ東の「ケータイ捜査官7」のそれ以前からの録画を入手して見た・・・

これ、面白いじゃん!

「空気くん」とあだ名される無気力高校生が、相棒の「歩くケータイ」と一緒に、サイバー犯罪と戦う組織で活躍するお話。バディ・ケータイの「7」の言い草が面白い上に、お話のネタもなんかいい。「黒い歩く携帯を見ると悪いことがおきる」という都市伝説を信じてしまう女子高生とか、「ケータイ小説」を嫌うあまり悪いことしちゃう売れない文豪とか。

「探し物はこの基地局の電波が届く範囲内にいる」「え、ずいぶん広いじゃん」「半径500メートル程度だ」・・ははは、正しいじゃん。とか。もちろん、スポンサーはソフトバンク

トンデモ話なのに、登場する人物に妙にリアル感があって、ユーモア感覚が妙に私の感覚にはまった。よわっちい主人公にロボットの相棒、というのは「ドラえもん」以来の日本の伝統なんだろうけど、若い子のケータイに対する親愛感や、作っている人の若い子たちに対するやさしい思いみたいなものも感じられて、楽しい。

んー・・と思って何気なくWikiってみたら、なんとこの番組、あの世界的にユーメイな映画監督、三池崇史が総監督をしているではないか!(各回の監督は別々だけど、第一回は三池さんご自身。実は、私は大ファンなのだ・・)第一回のモチーフが「パトレイバー」だな、と思ったら、最近の回では押井守が監督をしている。

視聴率がいまいちらしいので、なんとか打ち切られないように、頑張ってほしいものだ・・・