素直に謝ります - iPhoneに関する私の観測は間違っていたようです
AT&TはiPhoneを真面目に売る気がなさそうだとか、電話としてはどーか、などとiPhoneに対してネガティブなことをこのブログに何度か書いたのだが、どうも世の中の評価はそうではなかったようだ。昨日から今日にかけて報道されているAT&Tの第四四半期では、iPhoneが多大な貢献をして、AT&Tは好調な業績を上げている。四半期新規加入者270万、ARPUが50ドル台回復、というのはたいしたもの。
Life is beautiful: 「iPhone効果」で好調なAT&Tの決算ーどうするドコモ?
特に、少し前にスプリントが「絶不調」の業績を発表したので、それと比べると違いは歴然。
ベライゾンの発表がもうすぐ出るので、それがどうなるかが見ものだが、おそらく両者の中間ぐらいの感じになっているのではないだろうか。スプリントはネクステル買収後の社内のごたごたが長く続いており、この不調は突然のものではない。ベライゾンは、そういう問題はなく、ネットワークの品質が売り物で堅い商売をやっているのだが、クリスマス商戦であまり魅力的な端末を打ち出せなかった。社内のリソースもかなりワイヤレスからブロードバンドに移しているので、ワイヤレスでこれほどの躍進ということはないような気がする。
我が家はベライゾン・ワイヤレスを使っている(山の中に家があり、仕事部屋でちゃんと電波が届くのがベライゾンだけなので、どうしようもない)のだが、先日「長いこと使っているお客さんに感謝するために、これから3ヶ月は割引してあげるよ」というベライゾンらしくない売り込み電話がかかってきた。「で、私が何をすれば割引してくれるの?」と聞いたら「何もしなくていい。ただ、これから6ヶ月解約しないでくれればいい。」という。長いことベライゾンを使っているが、こんなことは初めてだ。どうやら、タカビーで有名なベライゾンにも、危機感がヒシヒシと迫ってきているようだ。
・・ということで、iPhoneに対する私のネガティブな観測は間違っていたようです。素直に認めます。ハイ。