Web2.0 EXPO 開催中

珍しく、CTIA以外の展示会を取材することになり、サンフランシスコのMoscone CenterでやっているオライリーWeb2.0 Expoに出かけていった。それにしても、市内に朝8時半に着くように出るのはつらい・・・(しかし、このティム・オライリーのファッション・・・なんかもうちょっと、個性ってもんが出ないのかね?これ、シリコンバレーの制服?別名「ジョブスのスーパーヒーロー・スーツ」)

Tim O'Reilly
John Battelle

従来秋(?)にやっていた、クローズドなWeb2.0 セミナーのほうは行ったことがなく、今回のように公開の展示会はそもそも初めての開催。Mosconeの中でも一番小さい西館だし、きっとマイナーだろうと思って行ったらどっこい、えらい人だかりで、しかも日本人の多いこと!いつもCTIAでは、あまり多くもない日本人の顔を見ると、思わず知ってる人かな?などしげしげ見てしまうクセがあり、今回は最初のころそれが出そうになってあわてて顔をそむけたり・・

セミナー込みだと参加費は1500ドルぐらいになるので、この人数なら大もうけ、さらにIBMNokiaなど大手のスポンサーがいっぱいついて、セッションは大半がスポンサーの息がかかっている。「Web2.0で商売になっているのはオライリーだけ」と言われるのも思わずうなずいてしまう。

私が出たセッションが「ビジネスモデル」「戦略」のトラックだから、ということもあるのかもしれないが、Web2.0草創期のヒッピー的コミュニティの雰囲気はもはやなく、「いかに先端ユーザーのコミュニティからキャズムを超えてマス商売にするか」という話が今日はもっぱらだった。

詳しいことは、後ほど「インターネット・マガジン」に記事を書くので、そちらも参照してほしい。