Newsvineはやっぱり落ち目、なのかな?

ずぅーっと前からやる、やる、といいながら、なかなか一歩を踏み出せなかった「本業の英語ブログ」を、ついに開始の運びに至った。なんせ、中味を書くだけでいっぱいいっぱいなので、アクセス解析もなく機能もビギナー向けの「VOX」でやることにした。(このブログ左欄一番下の「リンク」にも入れてある)きれいなイラストや写真のいっぱいはいったテンプレートが多く、日本のgoo blogに感じが似ている。趣味の映画ブログで使っているTypePadと同じSix Apartがやっているので、インターフェースも似ていて、慣れているので使いやすい。

Vox - Understand the News

ちなみに、VOXはスキンの部分は日本語やフランス語に切り替え可能なのもちょっと新しい。家族・友人の輪をつくるSNS的な機能がいっぱいついているのが特徴だが、まだ使いこなせていない。ブログを書くのは「慣れ」「体質」のようなものなので、まずは英語でテック記事を書くのに慣れようというのが目的だ。でも、これだったら突然日本語で書いても大丈夫そうなので、もしかしたらいろいろな用途に使えるかもしれない。

ちなみにこれは本題からはずれるが、趣味のブログを始めるときに英語の無料ブログをいろいろ探したのだが、最初に試したものはあっというまに商売をたたんでしまい、他のものはどれも見栄えが悪くてぱっとせず、Googleが買収したBloggerもいまいち使いづらく、結局有料のTypePadを使うはめになった。今回はそういった経緯もあり、VOXなら当分大丈夫だろうという思いもあった。日本は大手が見栄えのいい無料ブログをいろいろやっているが、アメリカは、Googleの種々の無料サービスが花盛りなのだが、ブログに関してはなんとなく、じりじりと統合→有料化(特に業務向けのもの)に向かっているような気がしてしまうのだが、これは単に私の探し方が悪いのだろうか・・・?(ちなみにVOXは無料で、広告がたーくさんはいっている)

さて、英語で記事を書こうと一念発起した昨年はじめ(もう一年前ですなー)、まだベータ版だったNewsvineにライター登録を試み、どういうわけか承認され、アカウントは作ったまま、ほったらかしだったのだが、まだアカウントは生きていたので、書いた記事をこちらにも貼り付け、ひっそりと公開してみた。誰にも知らせていないし、他にリンクを張るなどという努力もしていない。それなのに、翌日テクノロジーのトップページに、なんと「Featured Writer」として、顔写真つきで出ていた。日本のことを書いたし、誰もコメントもブックマークもつけていないし、果たしてこんな記事、読んだ人がいるのか?と思うのだが、とりあえずフィーチャーしてくれた。

NBC News - Breaking News & Top Stories - Latest World, US & Local News | NBC News

これはどういうことか??自分自身でもあまりNewsvineを使いこなしていないので、このFeatured writersの部分にどんなものがいつも出ているのかよく知らない(恥)のだが、考えられるのは(1)よほど記事を書くライターが少ない、か、または(2)初めて記事を書いたライターは、味をしめさせるためにフィーチャーしてくれる、のどちらかだろう。

どうも、前者のような気がしてならない。Newsvineは、APなどからの正式なニュースフィードを使った「オンライン新聞」の要素と、Diggはてなのようなソーシャル・ブックマーク機能を統合し、登録したライターにも書かせる(でももちろんタダね)という、新聞とSNSの中間を狙ったようなサイトなのだが、Diggと比べてトラフィックは全く伸びていない。

やはりどうも、これは落ち目、ということのようだ。自分のブログだけで書くより、ちょっと記事っぽく見えてかっこいいかな、もしかしてブログやらなくてもこれでいけるかな、と思ってライター登録してみたのだが、これはどうも、やはり自分のブログはブログで持っておかないと、そのうち消滅してしまうかもしれないな・・・