「パラダイス鎖国」発売記念 中島聡 x 海部美知 トークイベントの受付開始!

アスキー新書さんの「抱き合わせ商法」+ブロガー筆者二人の「ライタージェネレーテッド営業」で売り出し中・・・

「おもてなしの経営学」+「パラダイス鎖国

発売記念トーク&サイン会の詳細がきまりました。3月11日、6時半から八重洲ブックセンターです。入場無料、申し込み順で先着100名様までとなります。(3月15日には、同じ場所で梅田さんの「ウェブ時代 5つの定理」トークイベントもありますので、まー前座バンドみたいなものです。)

詳細は、下記八重洲ブックセンターのサイトをご覧ください。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/index.html#ascii

中島さんのブログでも紹介されています。私も現在、中島さんの原稿を読ませていただいているところですが、「商法」でなくても、私のものと両方合わせて読むと面白いと思います。葛飾北斎が富士山を別の方角から別の時間に見て書いた絵のシリーズみたいな感じ、とでも言いましょうか。ごく最近まで、中島さんがこの本を書かれていることすら知らなかったのだけれど、えらくかぶっている部分があります。

さて、「パラダイス鎖国」と言っても、はるか昔から私のブログを読んでくださっている方でもないと何のことやらわからないと思うので、簡単に本の中味を下記に紹介しておきます。

パラダイス鎖国」とは、「自国が住みやすくなりすぎて、外への関心を失ってしまった状態」のこと。日本はいまや、アメリカよりも安全で清潔だし、日本人は昔のように無条件に「外国」にあこがれることはなくなってしまった。一方で、かつて強かった日本のイメージはどこへやら、国際競争力は低下し、世界の中での存在感はどんどん薄くなっている。

そんな現状に対して、「けしからん」という人も多いけれど、別に好きでそうなったわけでもない。昔の「モーレツ・サラリーマン」に戻って「ジャパン・バッシング」されるのがいいとも思えない。でも、このままでは、若い人たちの閉塞感がますます強まり、また長期的には生活水準が低下して日本は「パラダイス」でなくなってしまう。

そんな現状をいろいろな角度から検証し、日本や日本人の現状を「否定」するのでなく、こうなってきた時代背景を利用して、いい方向に持っていくにはどうしたらいいか、ということを、私なりに考えた提言を述べたのが、本書である。提言といっても、「政府がどうの」という話でなく、「普通の日本人」である私が何をすべきか、という視点で書いた。

これから、発売に向けて、中島さんの本と私の本に関連する話題を、ぼちぼちと書いていく予定です。

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)

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