「サムライ」世代 vs. 「ニンジャ」世代

アメリカ時間でいうと昨日に書いた下記のエントリーでは、「んなことあるか、ボケ!」とツッこまれまくるかと思ったら、意外に「同感」とか「安心」とかのコメントが多く、そのことのほうが私には驚きで興味深かった。(みなさん、読んでくださってありがとうございます。)

で、今朝歯磨きしていて思いついたのだけど。昔、ウチの母が、「日本人は器用すぎて、包丁一本でなんでもやっちゃうから、台所道具が発達しない」とよく言っていた。北辰一刀流とか神道無念流とか、刀一本でワザを究めるのが日本の美学だから、皮むき器だのスライサーだの、電動缶きりだのフードプロセッサーだの、そういうアメリカ風の台所道具が発達しなかった、というのだ。

日本で、あの(化石世代の私には)使いにくい携帯番号ボタンを目にもとまらぬ速さで打ちまくる人々を見ると、「うーむ、北辰一刀流だ・・・」と感心する。(私が日本で、ぽちっ、ぽちっ、と携帯メールを打っていると、妹に「ねーちゃん、慣れないのによくがんばってるじゃん」と元気づけられたりする。半分以上バカにしている。)

でも、日本にもいろんな便利な道具を考え出して使いこなす人々がいた。そう、忍者である。撒きビシ、手裏剣、水蜘蛛、などなど、最近ではアメリカの子供たちでも知っているクールなアイテムを、場面に応じて使いこなす。今のうちのガキどもは、場面や使う目的に応じて、パソコン、携帯、ゲーム機、iPodなどをすでに使いこなしている。たまには鉛筆と消しゴムも使う。

ということで・・・

携帯世代が「サムライ」世代、10代以下は「ニンジャ」世代、なんて名前はどう?

あ?私らの世代?「農民」かな・・・