記事掲載のお知らせ KDDI R&A誌の記事公開

昨年秋に書いた「いまさら聞けない、アメリカ・モバイル事情基礎編」の続編、「アメリカ・モバイルインターネット事情基礎編」がネット上で公開されましたのでお知らせします。

個人的には、下記で一緒にご連絡いただいた、韓国のWiBro記事も大変興味あります。これから読みます・・・

R&A誌に私が寄稿した過去の記事は、ブログの右柱の「リンク集」からインデックスにはいれるようになっていますのでご利用ください。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
KDDI総研 R&A 2009年3月号が発行になりました
調査・出版情報 | KDDI総合研究所
__________________________

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆米国モバイルインターネット基礎講座 第2部:携帯データ編
エノテック・コンサルティング 代表 海部 美知
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本では、携帯電話はインターネットを使うための端末というのは当た
り前である。1997年のスカイメール(当時デジタルホン等)、1999年の
iモードNTT DoCoMo)、2003年のパケット定額制(au)と携帯電話は
積極的にインターネットの機能を取り込んできた。しかしながら、欧米
では、その動きは緩慢で、特に米国では、いまだに電話としてのみ利用
しているユーザーが多い。
とはいえ、web2.0の次のインターネットの話題は、やはり「モバイル」
だと言う識者は多い。確かに、2007年ごろより、米国発のモバイルイン
ターネットの記事は増えており、特に、iPhone人気は、モバイル端末で
のインターネット利用を気づかせる効果が少なくなかった。
こうした状況を的確に理解するには、米国の携帯電話のサービスやマー
ケットの基本を踏まえておく必要がある。本稿は、2008年10月第2号の
第1部(携帯電話基礎編)に引き続き、携帯データ編として、以下の章
立てにしたがって見ていくこととする。今回も主にユーザーの視点から
記述する。
・ テキストメッセージ系サービス
・ キャリアポータル系サービス
・ スマートフォン

続きはこちらから↓
海部記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇韓国WiBroはWhite Elephantか?

KDDI総研 主席研究員 惠木 眞哲
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
韓国のモバイルWiMAXサービスであるWiBro(Wireless Broadband:IEEE
802.16e)の現状は芳しくない。WiBroは2006年6月に商用サービスを開
始したものの、2008年12月末の加入者はKorea Telecom(KT)が18万、
SK Telecom(SKT)が1.1万と、韓国政府の予想を大幅に下回っている。
2006年6月の商用サービス開始時点で、韓国情報通信政策研究院(KISDI)
は2012年でのWiBro市場規模を12.5兆KRW(8,750億円)と予測していた
が、韓国放送通信委員会(KCC)は2012年の市場規模を3,300億KRW(231
億円)に修正している。
KCCの前身であるMICはWiBroには音声サービスは不要とのスタンスであ
ったが、KCCはWiBro振興策として音声サービスの導入方針を打ち出した。
このKCCの変身に対し、2009年1月12日付けのKorea Timesは「WiBro
turn into White Elephant?」との論評を掲載した。White Elephantは
「(お金ばかりかかる)無用なもの」と例えられている。

続きはこちらから↓
調査・出版情報 | KDDI総合研究所

…………………………………………………
(発行元)
株式会社KDDI総研
email: research@kddi-ri.jp
URL: http://www.kddi-ri.jp
…………………………………………………