あまりにも地元の悲劇 一家心中、日本人の奥さんと娘さんも・・・

今朝のサンフランシスコ・クロニクルに、アメリカでは珍しい一家無理心中の事件が報じられていた。お母さんは皮膚科のお医者さん、お父さんはそのクリニックを経営し、小学校と幼稚園ぐらいの幼い二人姉妹、という、バークレーに住む家族。公園の駐車場で、お父さんが銃で妻と子供たちを撃ち、その後自殺した。

Behind dad's slaying of family / MONEY TROUBLES: Husband of popular doctor, father of 2 girls, left note describing difficulties - SFGate

お母さんは日本人(日本で生まれたかどうかはわからないが、Mamiko Kawaiという日本名)でお父さんは白人。そして、二人のお嬢さんのうち、長女のにきちゃんは、この3月まで、我が家の息子が通っている日本語補習校に在籍していたそうで、思わず3月にもらった補習校のイヤーブックを引っ張りだして見たら、アタリマエだがちゃんと写真が載っている。

遺書に「お金の問題」とある以外、原因は今のところわからない。それにしても、こんなかわいい子の頭を、どうやって親が銃で撃ち抜けるんだ?大好きなお父さんに銃を向けられ、どんなに怖かったことか・・・

もちろん、被害を受けたのがどんな人だって悲しいことだが、こんなに身近な子供が・・と思うと、そしてその瞬間を思うと、涙というより吐き気がした。

お金がないなら、ウチで一緒に育ててあげるよー(いや、ウチもあまりお金ないけど・・)。補習校も一緒に連れてってあげるよー。だから、頼むから、頼むから、子供を殺すのはヤメテクレ・・・ でも、それももうすべて、遅い・・・

心から、ご冥福をお祈りします・・・