2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

無線版「サムライの帰還」?

最近パートナーとなった、The Shosteck Groupの今月のニュースレターに、私と同社CEOであるJane Zweigが共同で、下記記事を執筆いたしました。ベース情報は私が担当し、アメリカ・ヨーロッパの視点からJaneが見た分析が加わって、ハイブリッドになっています…

インターネットの「バルカン化」

今全部読むひまがないのだけれど、いろんな意味で興味深い記事。「フラット化する世界」だと思っていたら、どうもそれに逆行して、ナショナリズムと各国の閉鎖化が問題になりだしている。その一つの現象として、例えば「開かれたフラットな世界」の象徴たる…

グーグルやマイクロソフトは「メディチ家」か

今年のWeb2.0Expoは、予想通り、昨年より大幅に盛り下がっている。世の中的にも、「もうWeb2.0は終わりね」という雰囲気が蔓延しているのはご承知のとおり。初日のキーノートで、Tim O’Reilly自身が、いろいろしゃべったあとで「それでもWeb2.0は終わりだと…

サンフランシスコ 「プチ変人の会」直前案内

以前お知らせしたように、今週木曜日(4月24日)夕刻、Web2.0 Expo近くにて、プチ変人の会を開催いたします。場所は下記のワインバー「District」、集合時間は夕方5時半です。District | Wine, Whiskey and Cocktail Bar San Francisco, CA今のところ、私を…

ポッドキャストの続編、すべてアップされています

先日ご紹介した、私が出演させていただいた「丸の内インターネットラジオ」のポットキャストですが、気がついたらすでに、すべてアップされています。丸の内インターネットラジオ | https://mir331.radilog.netなにやら、調子にのって余計な話までしてますな…

レモネード・アントレプレナーシップ

この間の日曜日、夏のように暑い日だった。私は体調が悪くてぶっ倒れていた。こういうときに限って、亭主は出張中。友達何人かに電話してみたけれど、ちょうど春休みの初めだったので皆不在。ほっといたら子供たちは一日中Xboxに張り付いている。かろうじて…

「ネットによるクラスター化」と「40代女」の実力

「パラダイス鎖国」本に、「ネットによるクラスター化」の話を書いた。簡単に言うと、「ネットがあれば、同じことに興味を持つ人が集まり、議論したり行動に移したりすることが、リアルだけの場合と比べて格段に簡単にできる」ということだ。環境問題、教育…

Xboxの「真の敵」とは?

いろいろな事情を経て、我が家にXbox360がやってきてから2週間ほど。もちろん、メインユーザーは小学生の息子。その様子を見ていると、「ふーむ、実はコレって、すごいもんじゃないか・・・」という思いが私の中でどんどん育ってきている。相変わらず、日本…

サンフランシスコ聖火・イリュージョンのカラクリ

(もう、今日は超忙しいのに、こんなことやってる暇ないのに・・・)昨日の聖火リレーで、倉庫に隠れた火をどうやって数キロ離れた地点まで運んだんだろう??と疑問だったのだが。今朝のSFクロニクル紙によると、実は「倉庫に隠れた聖火は、結局外へ出てい…

サンフランシスコ聖火リレー・ネット中継

地元テレビ局が、ストリームしています。もうすぐ始まるということですが、AT&Tパーク前の道路はチベットのサポーターでいっぱいのようです。といっても、今のところpeacefulということです。エンバルカデロをぐるっと走る予定のルートは、やや短縮されるそ…

聖火が街にやってくる

大騒ぎのオリンピック聖火リレー、なにせ事前には全く興味なかったので知らなかったのだが、ロンドン・パリの騒ぎのあと、なんとわがサンフランシスコにやってくるらしい。もう夜中過ぎてるから昨日の朝だけど、空港に着いて、今日の午後から、走り始める、…

The Shosteck Groupとパートナーシップを結びました

以前から親交のあった、米国の携帯電話業界専門コンサルタント会社、The Shosteck Groupと、私のENOTECH Consultingは、このたび、相互に戦略パートナーとなりました。The Shosteck Groupは、Herschel Shosteck氏の会社でしたが、同氏は健康問題のため引退し…

CTIA雑感

先週のラスベガスCTIAについての全体の感想を書き記しておく。現在、「世界の携帯電話業界の潮流」は、ヨーロッパが中心で、展示会という意味でも、2月にバルセロナでやるMobile World Congress (MWC、旧3GSM)のほうが、断然注目されるし、だから新しいもの…

「あなたに会えてよかった」

私と同じくワーキングマザーの方が、「パラダイス鎖国」本の感想をブログに書いてくださった。その中で、「人を育てることというのは、相手が育っていくプロセスそのものがインセンティブ」という考え方がすごくいいな、と思って印象に残った。2008-04-04こ…

私が出演したポッドキャスト番組がアップされました

3月に日本に行った際、古くからの友人である、オデッセイ・コミュニケーション社長の出張勝也さんが主催するポッドキャスト番組「アイディア・エクスチェンジ」に出演、収録をしました。その番組の第一回が、アップされました。丸の内インターネットラジオ |…

CTIA2008@ラスベガス 第一日目

このあとは、マイクロソフトのWindows Mobile6.0の話だったのだが、ブランソンの後じゃ、完全に滑ってしまって、可哀相だった・・・WMのデモをやってる「いかにもマイクロソフト」のおにいちゃんが、新機能を見せたところで「How cool is it?」とアカルク呼…

変人列伝(1) Sir Richard Bransonのおもてなし

イギリスのヴァージン・グループ総帥、リチャード・ブランソンといえば、派手で「flamboyant」(目立ちたがり)で「キンピカ」のメディア・エグゼキュティブ、というイメージを持っていた。その彼が今日はCTIA初日のキーノートに登場した。 私の先入観を覆し…