2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ビジョン・セラピー経験談(下)

(上)の続き。冬の間、あまり進歩がないどころか、やや後退の兆しすら見えて、息子はガッカリ、亭主はイライラ、私はオチコミの状態が続いた。そして、転機が訪れたのは、4月だった。追加分のセラピー期間を半分ぐらい過ぎた頃、ビジョン・セラピストが、…

ビジョン・セラピー経験談(上)

現在小学校4年生の読み書き障害の息子が、3年生のときからビジョン・セラピーを受けてきた経験を、上下二回にわたって書く。視覚発達障害については、下記エントリーを参照。視覚発達障害・ディスレクシア・学習障害(LD)・ADHDの区別と、特に「視覚」に…

視覚発達障害・ディスレクシア・学習障害(LD)・ADHDの区別と、特に「視覚」について

わが息子のビジョン・セラピーについて、何度か書いてきたが、「お子さんが読み書き障害と診断された」という方からコメントをいただいたので、少し繰り返しになるが、ここまでに自分でわかってきたことも含め、再度これらの障害について、経験的にまとめて…

アメリカ人の育て方3.3 - 「子供がいるからカッコいい」

いい加減に、3のバージョンアップはやめようと思っていたのだけれど、また追加したいことが出てきてしまった。「文句言うなら、まず自分でやってみましょう」という、いただいたトラックバックの題を見て、そうだそうだ、私も人のことばっかじゃいけない、と…

アメリカ人の育て方3.2 - 次の均衡点

渡辺千賀さんが、私の書いたものとも関連する、いつもながら面白い記事を書いてくださっている。ここに掲げてある、女性の就業率と出生率の相関グラフを見て、またインスパイアされてしまった。このグラフを、真ん中あたりに横線を引いて二つに分けると、上…

アメリカ人の育て方3.1 - 女神復活

「親に甘〜いアメリカ」の話について、多くの方に読んでいただき、コメントやトラバでいろいろご意見もいただき、ありがとうございました。で、この話について、少々補足したい。このあたりを誤解されている方はおられないようなので補足の必要もないのだが…

アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率

このシリーズに関しては、「日本はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日本の特殊出生率1.25について、アメリカと日本の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。出生率向上は米国にも学…

 「サブスクリプション・モデル」屋の勝手な憂鬱

このところ、携帯業界もナニかというと動画ストリーミングが話題で、まぁそれでもうまくいけばいいんだろうけれど、今ひとつ私にはエキサイトできない気分が蔓延している。なぜか、と考えたら、そもそも私がなぜ、私が通信業界にハマったのか、ということに…